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和音を弾くときには、2つ以上の弦に触れていくのですけれど、
どうも、難しいなぁ。。。と思ったら、
なんだか、興味深いなぁと言い換えてみてね
高い音が弱いなぁ。
真ん中の音が鳴らないなぁ。。
同時に同じように鳴らしたい?
それぞれの響の違いをどんなふうにブレンドできるかな?
と思ったらどうかしら?
重音の連続するときなど、力んでしまうなぁと思ったら。
「すぐ弾かないと!」
急いで次に行こうとするとき、力が入ってしまう。
「しっかり押さえないと!」
移る前、ぎゅっとしていることは、
次に音を取る時の自由さを邪魔してしまう。
分かっちゃいるけど。。。ですよね。
そこで。
頭が脊椎の上でふんわりと動けるようにと思うこと、
これが、楽な動き、やりやすさのための
ロックを外すカギなのです
そうすることで、自分全体の働きの中で、
必要なだけの力を見つけていき、
いつでも動ける自由さを見つけていきます。
まずは1つ1つそれぞれで、音の響を保ってみましょう。
指と弓は、それぞれどんなふうに触れていますか?
それぞれの動きの関係性を見ていきましょう。
次の弦に移る前の、音の終わりを観察してみましょう。
どんなタイミングで、どんな動きがあるでしょうか。
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音楽を思って、
自分全体の動きを思って、
1つ1つ、
指が動く。
弓が歌う。
響きを生み出す。
音の生まれる直前のエネルギーをみて。
音と音の間をながめて。
この空間に、消えていく音に耳を傾けて。
音の終わりの小さな瞬間も、今を生み出している
終わりから、始まりへ。
次にいつでも動き出せる静けさ、明晰さは美しさでもあると思います。
次に行こうとするときの意識は、興味深い
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。