最近早起きできていて、朝のラジオを聴いていました。
解剖学者の養老孟子先生の昆虫の観察のお話がありました。
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冬の乾燥している時期に、昆虫の標本を眺めるそうです。
湿気があると標本が痛むから開けたくないので、それをするのは冬から3月までで、
これからの季節は活動する虫の観察へ移る。
標本から構造を眺め、部分部分の特徴を観察する。
バラバラになったとき、どこだかわからなくなってしまうので、
また全体と照らし合わせて組み立てていくのだとおしゃっていました。
そして観察しているとき忘れちゃいけないことがある、
それは、観察している自分がいるということ!
機能だけじゃない、装飾的部分の特徴を見つけたり、
たくさん調べていくうちに、それを文章に書けるようになった。
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そんなことが印象に残りました。
なるほど

興味を持って調べていくとき、部分部分が特徴が詳細に見えてくる。
そしてまた全体の中でどういう位置にあるのか、構造についてまた調べる。
観察している自分について思い、観察し体験したことを、
言語化できる。
まさに、探求する道筋について語っておられました。
その適切な時があり、観察して、比較して、調べて、組み立てる。
そのプロセスがとっても興味深いと思えるから、探求は続く。
探求する科学的な手法は同様に、そのための動きにについても考えていけますね。
レッスンの中で度々問いかけていく言葉。
やりたいことのために、
何が見えていて、
何をしていて、
今自分についてどんなことに気が付いていますか?
何を考えていますか?
言葉にしてみるとどうですか?
養老先生のお話の中になぞらえることができて、面白かったのでした。
そろそろワークショップもやりたいと思います💦
このプロセスで、今自分がやりたいことを調べてみましょう

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。